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2016年11月28日

トックリキワタの元祖の株

今日の琉球新報より

南米原産のトックリキワタが沖縄に持ち込まれたのは1964年のこと。種子から育てられ、県内で初めて花を咲かせた元祖の株は、半世紀を経た今も那覇市の新都心公園で毎年きれいな花を咲かせ、人々の目を楽しませている。
 トックリキワタを県内に持ち込んだのは、植物学者の天野鉄夫さん(1985年死去、享年73)。64年に琉球政府の農林部代表としてボリビアの沖縄移住地を視察した際、当時、同地の診療所に出向していた医師で現・養秀園芸サークルの吉田朝啓代表にこの木の種5、6粒を託された。帰国後、天野さんが那覇市繁多川の自宅庭で大切に育てた株が挿し木、接ぎ木などを繰り返したことから全県的に広がったとされる。成木の幹の形がとっくり状になることから、天野さんが命名した。
 たっぷりの愛情を注がれて育った株は天野さん亡き後も毎年きれいな花を咲かせた。だが、枝が伸びすぎ、周辺家屋に被害を及ぼす恐れがあるとして2003年に伐採計画が持ち上がった。しかし、「後世にも残したい」という遺族の強い意向を受け、05年に新都心公園に移植され、現在は那覇市が「都市景観資源」として管理している。
(当銘千絵)

以上記事より抜粋。

とっくりきわたに関してはポラリスマンスリーフラッツ那覇のブログでも紹介しています。元祖の株、ぜひ見てみたいものです。

新聞記事では新都心公園としか書かれていません。新都心公園のどこでしょう?
しかし記事には写真も載ってます。背景の建物から「水の道霧の噴水」のところだとわかりました。
サンエーメインプレイスに行くついでに寄ってみました。

ありました。ちょうど工事中ですね。とっくりきわたの周りにベンチ等の整備をしています。
樹の右奥にゆいレールのおもろまち駅、さらに右にはDFSが見えます。
トックリキワタの元祖の株

少し寄ってみます。
トックリキワタの元祖の株

反対側に周って。樹の左奥に青っぽい建物が見えます。これが新聞の写真にも背景として写っていたので、場所が分かりました。
トックリキワタの元祖の株

枝ぶりがやや小ぶりです。剪定したんでしょうね。
トックリキワタの元祖の株

この株から今やたくさんのとっくりきわたが沖縄に咲き誇っています。この時期の風物詩になりつつあります。
なんか歴史を感じます。

それではまた、バイバイ。

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