川内はなぜマラソンを月数回走れるのか

ヌーボー

2013年12月16日 18:46



今日の日刊スポーツより。

<陸上:第44回防府読売マラソン>◇15日◇山口・防府市スポーツセンター陸上競技場発着◇気温11度、湿度46%、北北西の風4・2メートル(スタート2分前の正午観測)

 今年11回目のフルマラソンとなった公務員ランナー川内優輝(26=埼玉県庁)は2時間9分15秒で2位に入った。

 2時間9分5秒で日本人トップの3位に入った、今月2日の福岡国際に続く「世界で誰もいないはず」(川内)という、月間2度のサブテン(2時間10分切り)を狙って出場。6キロ過ぎからセルオド・バトオチル(32=モンゴル)とのマッチレースとなったが、32キロ過ぎにスパートをかけられ、その差を縮められなかった。

 それでも月間2度のサブテンは達成。“ギネス級”の記録となったが「目標達成でうれしいはずだけど、バトオチルに防府で2回とも負けたのが、すごい悔しい」と早口でまくし立てた。

 バトオチルが2時間9分0秒で2年ぶり3度目の優勝。こちらは自身初のサブテン達成となった。

以上記事より抜粋。

川内選手すごいですね。型破り。常識なんて。ていう感じです。
1か月に2回サブテンなんて。私は本当に尊敬しますし、今までの選手は何だったんだろうとも思います。

しかし一流選手は1か月に2回サブテンを達成することが目標ではないという見方もできます。故障の可能性も高まりますし。
それよりも1シーズン(11月ぐらいから3月ぐらいまで)で大体2回ぐらい走って常にいい記録を狙うというのが昔からも今までの常識でしょう。

川内選手みたいな怪物はやはり精神力に加え、故障が少ないからという見方もできます。それはそれですごい才能だとも思います。
あと社会人の指導者がそんな無茶なスケジュールなんか許さない。故障でもされたら駅伝や、テレビに露出する大会に欠場、育ててくれた会社に迷惑がかかる。その点、川内選手はマラソン選手として企業の広告塔になっているわけではないので、自分でスケジュールを決められるのでしょう。

新しいスタイルの川内選手、今後もこのスタイルで活躍してほしいです。

それではまた、バイバイ。

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